3年前の4月28日、科学館で開催「JAXAタウンミーティング in 杉並」
ちょうど3年前の2012年4月28日(土)、杉並区立科学館を会場に「第76回JAXAタウンミーティング in 杉並」が開催されたのをご存知ですか?(覚えていらっしゃいますか?)当日は、高校生以上の参加者113名が科学館の講堂に集まり、宇宙科学について語り合いました。
(上)杉並区広報課 報道向け情報提供資料(2012年4月28日)より
杉並区立科学館では、学校向けの理科学習支援事業のみならず、一般向けの科学教育・普及事業も日常的に実施されて来ました。その中では、こうした研究機関などと連携した事業も多数行われていました。
というわけで、今回はJAXAとの共催事業「JAXAタウンミーティング in 杉並」をご紹介します。
■ 杉並区 イベント情報 - JAXAタウンミーティングin杉並
■ JAXA|第76回タウンミーティング (開催概要と応募方法)
■ JAXA|第76回開催報告 ※ページの一部にリンク切れあり
■ JAXAタウンミーティング・パンフレット(最新版)PDF
(写真)壇上で話しているのが遠藤 守JAXA理事 JAXA 第76回開催報告より引用
JAXAタウンミーティング(以下、JAXA T.M.)では 、開催ごとにスローガン的なタイトルが付けられますが、杉並では「未来への原点・ペンシルロケット ~生誕の地・杉並で宇宙科学を語ろう~」となっていました。
これは、1955年に日本初のロケットとして発射実験が行われた「ペンシルロケット」が設計・開発され、燃焼試験も行われたのが、杉並区内にあった富士精密工業だったことに由来しています。
JAXA T.M.では、JAXAの2名の登壇者から「話題提供(小講演)」があり、それに引きに続いて、会場の参加者と登壇者との間で、話題にちなんだ意見交換が行われました。杉並での登壇者(役職などは当時のもの)・話題は次の通りです。
第一部 遠藤 守 JAXA理事・「ロッケトの今と夢」
第二部 阪本 成一 JAXA宇宙科学研究所 教授・「宇宙に出て初めてわかる地球のこと 日本の宇宙科学のいまとこれから」
終了後には、田中 良杉並区長が会場に駆け付け、JAXA T.M.開催記念品の贈呈セレモニーが催されました。記念品のひとつ「ペンシルロケット・レプリカ」は、2015年4月現在、科学館のガラスケースに展示されています(下の写真)。
@suginamikagaku 2012年4月28日に杉並区立科学館で開かれたJAXAタウンミーティング http://t.co/Yhd2pdAGENの田中 杉並区長 科学館の広報「すぎなみ科学館ニュース」2012年7月号PDF版より pic.twitter.com/mPBzU1Nsj2
— すぎなみの科学ニャン (@suginamikagaku) 2015, 4月 23
(この記事、今後加筆予定。申し訳ありませんが、しばしお待ちください。)